道化の瞳。

随分とご無沙汰してしまい、すいません。

上口です。

昨日、

道化の瞳、東京公演を終えました。

日々、色んなことがあり、

なかなかブログを書くタイミングを失っておりました。

やっと、こうして書けることに感謝します。


改めまして、

日々、熱いエールでこの公演を支えて下さった皆様、

本当にありがとうございました。

毎回、どの作品でもお客様の力によって支えられていることを実感しておりますが、

今回は、より一層それを強く感じさせていただきました。


色んな思いが、本当に沢山ありますが、


まず、書きたいのは、



坂元健児さんへの思いです。

僕は健児さんが昔から大好きで、

ガランチードで初めて共演させていただき、

その後、

客家、
ワンハート、

そして

道化の瞳、と、

4作品ご一緒させていただきました。


健児さんの独特な佇まい、

ユーモア、

そして圧倒的な歌唱。

ガランチードや、
客家では、

直接密に絡むことが無かったので、

ワンハートで、

あの健児さんと一緒歌わさせていただけること、

そして、女装のシーンでアドリブ満載のナンバーとトークで絡まさせていただけることが

とても嬉しくて、毎日ウキウキしていました。

その流れで、道化の瞳の稽古に入り

ワンハート昼公演終わった後には
ともに
ジャグリングを習って練習して、


本稽古が始まってからも常に健児さんとは一緒で、

一緒に2人のシーンについて話し合っては、爆笑して、

ナチュラルキラーマンのシーンの稽古を動画を撮って

家に帰って見て爆笑して、

毎日くったくたになるまで稽古しても

常に爆笑させてくださって

大袈裟ではなく
毎日楽しくて、幸せでした。

パフォーマンスも、もちろん

人としても、
大好きなのです。


だからこそ、


今回、目の前でこのような事があって


その時僕の心臓は


爆発しそうでした。


そして同時に

本当に僕なんかが言うには大変恐縮な言葉なのですが、

どうしても、


守らさせていただきたい


そう思いました。

どんな時間も惜しみません。

健児さんをカバーしながら、
この作品を進めること。

そのためには、なんだってします。


それくらいの気持ちでした。


僕にとって、
すごく悔しい思いでしたが、


何より悔しい思いをされたのは
健児さん。


この作品の

役割

という歌を聴いて、

感じました。

あぁ、

こう思うことが
正しいかどうかはわからないけど


今は、健児さん

少し身体をお休みされる 役割 なのだと。


健児さんと一緒にお芝居できたこと、
とても嬉しく
そして、もっともっとご一緒させていただきたかったので、

だからこそ、

また

元気ハツラツなお姿で、

ご一緒させていただける日がくることを

信じています。

1日も、早く回復されることを心から祈っています。





そして



このとてつもない状況を

たった3日間ほどの時間で救ってくれた

中河内雅貴。


マサの、凄まじい集中力と努力、

なにより

このカンパニーを救わなければ

と思ってくれた、猛烈な男気。


本当に、感謝しています。


特に、

鈴木先生、カールは

1番密に絡む役所なので
その相手が
マサであったこと。

彼も、

クラブセブンで2回ご一緒させていただきましたが、

一つの作品としてのお芝居では一緒になったことがなかったので、

すごくありがたく、頼もしかったです。


マサ


ありがとうございます。


一瞬壊れそうだった俺は救われたよ。



て、



もうこの公演が終わったような言い方ですが、


まだ、大阪公演があります！！


最後まで、

誠心誠意こめて、

高橋君と、フラットを生きます。



今回の経験は、

決して

ただ単に
良かった

と言えることではありませんが

でも

この経験で、

僕は、舞台人としての強さをいただきましたし、


いざという時、

何のためらいもなく、

お客様を心配させないよう公演を進めるために

凄まじい力で一致団結ができる。


屋良さんを筆頭に、
皆様の

俳優の底力というものを改めて感じることができました。

そのうちの、
1人として、務めさせていただけることを、心から光栄に思っています。


そんな素晴らしいカンパニーに参加させていただけたことを、幸せに思います。


玉野さん

この作品に参加させていただき、ありがとうございます。


そして、

スタッフの皆様


僕達を、常に熱く支えて下さって、
本当にありがとうございます。


なんだか、大千秋楽が終わったようなブログですが、

まずは、

僕にとって、
この東京公演を、一つも穴開けることなく終えられたことの喜びが、

一区切りなのです。



残す大阪公演。


引き続き気を引き締めて


全力で表現させていただきます。

よろしくお願いします。

長々と読んで下さった皆様、

ありがとうございます。


また、お会いできる日まで、、☆